トゥウェンテに所属する宮市亮が24日に行われたオランダ2部の第36節、ローダJC対ヨング・トウェンテの試合で今シーズン3点目を決めた。
2点ビハインドで迎えた55分、左サイドでボールを受けた宮市は対峙する相手と間合いを詰めつつも抜き切ることなくファーサイドを狙う。するとシュートは綺麗な弧を描き反対サイドのネットを突き刺した。
試合はアウェイのトゥウェンテが試合終了間際に追い付き2-2で終了。宮市は先発フル出場している。
アーセナルから期限付きでやってきた宮市だが先月、延長オプションは行使されないことが発表された。クラブが多額の負債を抱えていることもあるが、宮市が期待に応えられなかったのは紛れもない事実である。
しかし幸い退団が決まってもなお、2部に参加するBチームで起用されている。カップ戦の準決勝を見据えBチーム編成で臨んだ今月4日のPSV戦では、昨年12月以来となる1部での出場を果たした。
PSV戦は0-5と大敗を喫したが、宮市は1部で戦えた充実感と復活への手応えを口にした。実際、最近の試合で復調を窺わせる場面があったのでご紹介しよう。