欧州主要リーグではシーズン最終盤を迎えており、「Player of the Year」の投票受け付けを始めるクラブも出始めている。

スコットランド1部のセント・ミレンも今週8日に今季の最優秀選手が発表される見込みだが、それより一足早くある非公式サイトが結果(本家とは別物)を発表。 それがなんとも素敵だったと、『BBC』が伝えていた。

セント・ミレンのNo.1(自称)非公式サイトである「blackandwhitearmy.com」がサポーター投票の結果として発表した“Player of the Year 2015"はアーロン ・ウッダールくん。

彼はトップチームの選手でもなければ、期待の若手選手というわけでもなく、アカデミーに所属する弱冠6歳の少年である。

2008年生まれの子供たちが所属するアカデミーに在籍しているアーロンくんは昨年末、脳腫瘍と診断されたそう。 アーロンくんは手術を受けた後、集中的な放射線療法を施され、現在は化学療法で治療を行い、病と闘っているという。

同サイトでは「アーロンの強さと勇気は我々全員を鼓舞するものであり、フットボールよりもっと大事な身近なことについて思い出されてくれるタイムリーなものだった」、 「おめでとう、アーロン。継続的に回復していくことを心より祈っている」などと伝えるとともに、サイトからのトロフィーをアーロンくんに贈呈してくれるようクラブにお願いするともしている。

サポーターたちのなんとも素敵な心遣いといえそうなこの話題は『BBC』のほか、クラブ公式Twitterでもピックアップされていた。

なお、レギュラーシーズン最下位だったセント・ミレンは下位6チームによる2ndフェーズを戦っている最中だが、かなり厳しい(降格が近い)状況になっている。それだけに、トップチームからは選びにくかったということもあるのかもしれない…。