5月12日、フランス・リーグアンのASモナコは「レオナルド・ジャルディン監督との契約を2019年夏まで延長した」と公式発表した。
クラウディオ・ラニエリ前監督の下でリーグアン昇格を成し遂げたモナコであるが、昨年より攻撃的なサッカーを目指して指揮官の交代を決断し、レオナルド・ジャルディン氏と契約した。
ところが、ロシアの経済危機から資金力が乏しくなり、ハメス・ロドリゲスやラダメル・ファルカオが退団するなど戦力が減少。目論見は外れ苦しい立場となった。
しかしジャルディン監督は堅い守備の組織を持つチームを作り上げ、チャンピオンズリーグではベスト8にまで進出。さらにアントニ・マルシャルやアルマミ・トゥレなど若手を台頭させるなど、指揮官としての実力を見せてきた。
レオナルド・ジャルディン
(モナコ監督)
「私はASモナコとの間に長期的な関係を作ることが出来たことに満足している。この契約延長は、ディレクターやクラブからの信頼の証だ。
我々は今季新たなプロジェクトを進めるために努力を続けてきた。そしてまだ最高の時は訪れていないと確信している。
チームには高い素質を持つヤングスターがいる。我々は今季見せたようなものを続けていく必要がある。このクラブは野心的だし、私もそうだ」