先日行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、レアル・マドリー対ユヴェントスの試合ではこんなシーンがあった。

ギャレス・ベイルに体を預け、ボールをゴールキックにしたユヴェントスDFパトリス・エヴラ。

マドリーにリードされていたエヴラは早くリスタートしようとボールを拾いに行ったのだが、ここに待ち構えていたのがボールボーイだった。

エヴラの近くにあったボールを“強奪”すると、時間を稼ぐようにこのボールをキープ。エヴラはこれを奪い返そうとしたがこの少年は頑なにボールを渡すことを拒み、時間を消化することに成功した。おそらくはマドリーのファンなのだろう・・・。

まさに、「絶対に負けられない戦いがそこにはある」である。

なお、エヴラは出場したCLの準決勝で通算8勝3分という好成績を残している。ボールボーイとの勝負には負けたが、アドリーとの準決勝を制した。

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