5月18日、イタリア・セリエA(降格は決定済み)のパルマは「5月18日が締め切りになっていた第3回のオークションに買い手は現れなかった」と公式発表した。

3月19日の公聴会を終えた後に破産を宣告され、裁判所から派遣された会計士の元で存続を目指して戦っているパルマ。選手の多くが給与の大半を諦めるなど協力を続けているものの、苦しい時間が続いている。

クラブの所有権を販売するオークションは5月6日、5月12日を締め切りとして行われていたが、そこで買い手は現れず。

開始価格は元々2000万ユーロ(およそ27億円)であったところが段階的に値下げされ、締め切りごとに1500万ユーロ(およそ20億円)、1125万ユーロ(およそ15億円)となった。しかしその価格でも買い手がつかず、今回も販売には至らなかった。

なお、次の締め切りは5月22日で、開始価格は840万ユーロ(およそ11億2500万円)となる。

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