今週に入り、リヴァプール退団の報道が各メディアで展開されているFWラヒーム・スターリング。
英国『Sky Sports』もスターリングはリヴァプールとの契約延長交渉を拒否するだろうと伝えており、その去就に注目が集まりつつある。
The Young Player of the Year award goes to Raheem Sterling #LFCPlayersAwards pic.twitter.com/gsg7rw034H
— Liverpool FC (@LFC) 2015, 5月 19
スターリングは今シーズン、ドリブル成功数でリーグ4位の記録を保持している。リヴァプールにとっても貴重な戦力であり、クラブとしても是が非でも残留させたいところだろう。
しかし、そんなスターリングに関してちょっと皮肉なデータを英国『Mail Online』が紹介している。
なんでもリヴァプールには今シーズン、スターリングを欠いた試合が5試合あったのだが、その勝率はなんと100%だったという。
ここまで公式戦を57試合戦っているリヴァプール。うちスターリングは52試合に出場しているのだが、その戦績は21勝14分17敗。勝率は40.4%とかなり低い数値をマークしている。
一方、スターリングが出場しなかった5試合は全勝を記録している。その内訳はプレミアリーグのサンダーランド戦(1-0)、トッテナム戦(3-2)、FAカップのAFCウィンブルドン戦(2-1)、クリスタル・パレス戦(2-1)、キャピタル・ワンカップのスウォンジー戦(2-1)である。
もちろん分母が違うため純粋に比較することはできないが、リヴァプールにとってスターリングは欠かすことのできない戦力である。それだけに、かなり皮肉なデータだと言えそうだ。