5月13日、『FourFourTwo』は「2015年度アジアのサッカー選手ベスト50というコラムを掲載した。
20位:キム・ヨングォン(韓国)
Jリーグで芽を出した韓国の新鋭DFは、中国に渡って大ブレイクを果たした。長身でありながらも正確なフィードでチャンスを生み出し、高い技術でゲームを組み立てる。中国超級リーグでは2年連続のベストイレブンに輝き、ACL優勝も経験した。
韓国代表でも欠かせない選手となり、2014年W杯、2015年アジアカップに出場。25歳という年齢で多くの成功を収めている。
19位:武藤嘉紀(日本)
昨年突如現れた日本代表期待の新鋭アタッカー。大卒ルーキーは年齢的に即戦力になることが求められるが、武藤は在学中にも関わらず1年目からその基準を大きく飛び越えるような活躍を見せた。フィジカル、スピード、そして得点力を兼ね備え、性格も実直。
その才能に目を付けたのはハビエル・アギーレ前監督だった。デビューシーズンで代表に招集し、アジアカップにも帯同させ、経験を積ませた。大会公式サイトでも「最も期待される若手」と高い評価を受けた。
しかし、そこでレギュラーは奪うことが出来ず、出場時間は限られた。そこが彼にとっての次の目標になるだろう。チェルシーからの打診を断り、マインツを選んだ武藤。ドイツで活躍を見せられれば、それを達成できる日も遠くはない。