カナダで開催されている女子ワールドカップ2015。
16日、グループCの第3節がウィニペグで行われ、日本がエクアドルを1-0と下した。
HT: #ECU 0-1 #JPN. An early @Yuki_Ogimi goal separates the sides in #Winnipeg
#FIFAWWC #ECUJPN
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— FIFA Women'sWorldCup (@FIFAWWC) 2015, 6月 16
すでに決勝トーナメント進出を決めていたなでしこジャパン。しかし、今後の日程をより優位に進めるには首位通過する必要があり、このエクアドル戦でも貪欲に勝利を狙っていた。
試合が動いたのはスタート5分。左サイドから宮間あやが左足でクロスボールを入れると、ニアサイドで菅澤優衣香がコースを変え、これにエースである大儀見優季が合わせ先制点をゲットした。
その後も日本は優勢に試合を進め、永里亜紗乃や岩渕真奈といったアタッカーを投入。3試合目にして登録選手23名を全員起用することに成功し、見事首位でグループステージを通過した。
そんななでしこジャパンのある行動が、FIFAの公式Twitterで紹介されている。
#JPN's Kozue Ando was ruled out of the #FIFAWWC with an ankle fracture. Her team honoured her today. お早い回復を願っております! pic.twitter.com/ZHmyM5wnKp
— FIFA Women'sWorldCup (@FIFAWWC) 2015, 6月 16
こちらがそのツイート。
日本時間17日(水)8時14分、つまりエクアドル戦終了直後に投稿されたもので、ベンチの選手たちが白熊のぬいぐるみを持っている様子が添えられている。
実はこのぬいぐるみ、スイス戦で左足を骨折し戦線離脱を強いられた安藤梢のユニフォームが着せられている。
日本がウィニペグへと移動するタイミングで、安藤は日本へと帰国していた。そこでなでしこジャパンは安藤の背番号が入ったユニフォームを小さな白熊に着せ、エクアドル戦でもベンチにこのぬいぐるみを携えともに戦っていたのだ。
そんななでしこたちの素敵な友情を、FIFAは写真で紹介したのだ。
FIFAはこのぬいぐるみについて、「日本は今日、彼女(安藤)に敬意を表した」としている。なでしこジャパンのこうした“チームワーク”が、世界から認められたのだ。
また、FIFAは負傷した安藤に向けても日本語で「お早い回復を願っております!」と投稿している。ちょっと不慣れな日本語だが、真心はしっかり伝わってくる。
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