『WA Today』は「ウェスタンシドニー・ワンダラーズを退団したオーストラリア代表FWトミ・ユリッチは、ベルギー1部のスタンダール・リエージュ移籍に近づいている」と報じた。
昨年のAFCチャンピオンズリーグで鮮烈な活躍を見せ、オーストラリア代表でもアジアカップ優勝を経験したトミ・ユリッチであるが、今季限りでウェスタンシドニー・ワンダラーズとの契約が満了に。
昨年は中国の上海申花から150万ドル(およそ18億円)規模のオファーが舞い込んでいたと言われる選手だけに去就が注目されていたが、現在接近しているのは今季川島永嗣、小野裕二が所属していたことでも知られるスタンダール・リエージュであるという。
現地の『Het Belang van Limburg』がこれらの情報を伝えており、スタンダールはコルトライクのクロアチア人FWイヴァン・サンティーニの獲得を考えていたものの拒否されたため、セカンドオプションとしてトミ・ユリッチと交渉を行っているという。
先日同じオーストラリア代表のFWバーニー・イビニ=イセイがクルブ・ブルッヘに移籍しており、マシュー・ライアンなどの活躍によってベルギーとのコネクションが強くなっていることを窺わせる。