1月15日、『Telegraph』は「ウェスタンシドニー・ワンダラーズのオーストラリア代表FWトミ・ユリッチは、中国からのオファーを拒否し、欧州のクラブを探すことに決めた」と報じた。

一昨年ウェスタンシドニーに加入したトミ・ユリッチは、昨季チームのエースストライカーとして活躍し、AFCチャンピオンズリーグ優勝にも大きく貢献した。

現在様々なクラブから興味を持たれていると言われており、先日はサンフレッチェ広島と噂になったことでも日本では有名である。

彼については、先日中国の上海申花から3年で1000万ドル(およそ11億円)というビッグオファーが舞い込み、クラブもそれに同意したと報じられた。

しかし、オーストラリア代表の未来を背負うと期待されている選手に対し、多くの評論家や仲間が懸念を表明。

元オーストラリア代表のサシャ・オグネノフスキやジョン・コズミナは「金が欲しいなら中国に行けばいいが、選手として最善の事をしたいなら絶対にダメだ」とインタビューに答えていた。

そして、ユリッチ自身は条件には合意していたと報じられていたものの、彼は最終的に中国への移籍を再度拒否することを決定したという。

ただ、欧州からはいくらかの興味は集めているものの、現在のところ具体的な話に進んでいるクラブはないようだ。

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