6月21日、イタリア・セリエAのフィオレンティーナは「来季の新監督としてパウロ・ソウザ氏を招へいした」と公式発表した。

細かい条件については公表されていない。記者会見はアルテミオ・フランキで月曜日の19:00から開催される予定となっている。

パウロ・ソウザ氏は1970年生まれの44歳。現役時代は母国ポルトガルの名門ベンフィカ、スポルティング・リスボンの他、ユヴェントス、ボルシア・ドルトムント、インテル、パルマ、パナシナイコスなど様々なクラブでプレーした。

現役引退後はポルトガルのユース代表で指導者デビューし、その後QPR、スウォンジー・シティ、レスター・シティとイングランドで経験を積んだ。ヴィデオトン(ハンガリー)、マッカビ・テル・アヴィヴ(イスラエル)を務めたあと、昨年バーゼルに就任し、スイススーパーリーグを制覇している。

先日ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督との契約を解除したフィオレンティーナは、以前からパウロ・ソウザ氏と交渉していることが伝えられており、噂通りに契約が行われることになった。

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