中国スーパーリーグの広州恒大がトッテナムのブラジル代表MF、パウリーニョの獲得を目指していると報じられている。
『Sky Sports』によれば、トッテナムで構想外となっているパウリーニョに、広州恒大が興味を持っているという。広州恒大は先日、前ブラジル代表監督のルイス・フェリペ・スコラーリを指揮官に迎えたばかり。
26歳のパウリーニョには多くのプレミアリーグクラブも関心を示している。特に昇格組のワトフォードが積極的であったが、トッテナムは現在広州恒大と話を進めているようだ。
その理由は広州恒大が提示している移籍金だろう。トッテナムが2013年にコリンチャンスからパウリーニョを獲得した際の移籍金は1700万ポンド(およそ33億円)だったが、『Telegraph』の報道によれば、広州恒大は1200万ポンド(およそ23億円)を準備しているという。
そして、驚くべきはパウリーニョに支払う給与だ。トッテナムでは週給5万5000ポンド(およそ1070万円)を受け取っているが、広州恒大は週給9万ポンド(およそ1750万円)を支払うつもりであるという。
広州恒大といえば1月に現役ブラジル代表であるリカルド・グラールを獲得するなど大物選手を獲得して話題をさらってきたクラブだ。
マルチェロ・リッピ、ファビオ・カンナヴァーロとイタリア路線だった指揮官もスコラーリとなった。リカルド・グラール以外にも3人のブラジル人選手が在籍しており、ブラジル路線が加速していくのは間違い無さそうだ。