先週行われた中国超級リーグでは、こんなシーンがあったそうだ。
赤いユニフォームを着たチームは、マルチェロ・リッピに率いられアジア制覇を成し遂げた“中国のバルセロナ"こと広州恒大である。現在はファビオ・カンナヴァーロが監督を務めている。
そんな広州恒大はフィリップ・トルシエ率いる杭州緑城相手に1-0とリードしていた。試合は後半アディショナルタイムに突入していたのだが、FWエウケソンは追加点を狙うべく右サイドからペナルティエリア内へと侵入する。
すると、一旦左へ切り返し対峙する相手選手を振り切るのだが、ここで再び右に切り返す!この時点で十分相手を振り切れたはずなのだが、これでは満足しなかったのかさらにもう一度左へと切り返す。そして、相手が罠にかかったところを見るとさらにもう一度切り返し、計4度の切り返しで完全に相手選手を振り切って見せた。
結局このゴールは決まらなかったものの、「さすがに1人の選手相手に4度も切り返せば、相手はたまらずスライディングをしてくる」ということが分かる映像であった。
ちなみにこの試合、チームに勝利をもたらすゴールをあげたのもエウケソンだった。しかし・・・
少々拍子抜けするものであった模様。追加点を決めてればカッコよかったのに・・・。