6月27日、中国超級リーグの上海申花は「トルコ1部のベシクタシュからセネガル代表FWデンバ・バを獲得することに成功した」と公式発表した。

契約期間については明かされていないが、『Daily Mail』などの記事によれば移籍金は900万ポンド(およそ17億5000万円)になったとのこと。

デンバ・バは1985年生まれの30歳。セネガルにルーツを持っているフランス生まれのストライカーであるが、選手としては2007年から所属したドイツのホッフェンハイムでブレイクした。

2011年にウェストハムと契約してイングランドに渡り、その後ニューカッスル・ユナイテッドで得点を量産。2013年にはチェルシーに加入し、レギュラーではなかったものの重要なところでゴールを決める勝負強さでチームに貢献した。

昨年600万ユーロでトルコのベシクタシュに移籍し、公式戦44試合で27ゴールを決めるなど大きな活躍をし、今夏はイングランド・プレミアリーグへの復帰が噂されていたのだが、最終的には中国という舞台を選択することになった。

上海申花は今季前ボルドー監督のフランシス・ジロを指揮官に迎え、ギリシャ代表DFアヴラーム・パパドプロス、オーストラリア代表FWティム・ケイヒル、ザンビア代表DFストピラ・スンズと大きな補強を行ったものの、成績が低迷。

現在は16チーム中11位と下位に沈んでおり、後半戦での巻き返しに向けて既にマリ代表MFモハメド・シソコを獲得するなど積極的に補強を進めている。

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