チェコで開催されているU-21欧州選手権は、いよいよ決勝戦を残すのみ。ファイナルのカードはポルトガル対スウェーデンとなった。

両チームはすでにグループステージで対戦しており、この時の対戦成績は1-1のドロー。

試合終了間際にスウェーデンが追いつき、勝ち抜けのためにはこのままでいい両チームはあまりに露骨すぎる時間稼ぎをし話題となった

これまで様々なスター選手を輩出しているこのU-21欧州選手権だが、今大会ここまで最も印象的な働きを見せているのがこの選手である。

ポルトガル代表の中心選手で、スポルティング・リスボンに所属するMFウィリアン・カルヴァーリョだ。

1992年4月7日生まれのウィリアン・カルヴァーリョは23歳で、リーチの長さやフィジカルなどを活かしたディフェンスが特徴のボランチ。

出足素早く相手に詰め寄り、威圧感さえ感じさせる巨体で相手を潰すほか、最終ラインのカバーもこなす。187cmと大柄でフィジカルも強く、非常に大人びたプレーをする選手だ。

そんなウィリアン・カルヴァーリョはすでにポルトガルA代表経験があり、昨年にはワールドカップの登録メンバーにも選出されている。今夏その去就が注目されており、アーセナルなどのビッグクラブが関心を寄せていると伝えられている。

では、ウィリアン・カルヴァーリョとは一体どのようなプレーを見せたのだろうか?

今大会のこれまで4試合のプレー映像を見てみよう。

準決勝:ドイツ戦

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