サンダーランドはMF、リー・カタモールが新たな長期契約にサインしたと発表した。

イングランドU-21代表経験もあるカタモールは27歳のセンターハーフ。ミドルズブラでデビューした後、ウィガンを経て2009年にサンダーランドに加入。当初は4年契約だったものの、2012年に一度契約を延長。そして、今回5年間の新契約にサインしたことで、契約期間はなんと2021年までとなった。

今回の契約延長について、スポーツ・ディレクターのリー・コンゲトンはこのように述べている。

「リーは我がチームにおいて非常に重要な一部だ。ピッチ内外両面においてね。彼はプレミアリーグにおいて10年のプレー経験がある。彼がまだ27歳ということを考えれば、これは素晴らしいことだ。彼がサンダーランドに長期間コミットしてくれることに我々は喜んでいる」

また、今季もチームを率いることになったディック・アドフォカート監督もカタモールの存在を絶賛している。

ちなみに、サンダーランドは今回の契約延長を伝えるニュースにおいて、「ファンのお気に入りが新しい長期契約にサイン」というサブタイトルを使っている。決して大柄ではないものの、イングランドフットボールを体現するような熱きプレーでファンからの支持も熱いカタモール。クラブからの5年という提示は彼に対する最大限の信頼と期待の表れといえるはずだ。

それにしても2021年となると今から6年後であり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや欧州全土開催のEURO2020さえも終わっている…。3月生まれのカタモールはその時には33歳。果たしてどうなっているだろうか。

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