4月27日に行われたイングランド・FAユースカップ決勝。チェルシーが2試合合計5-2でマンチェスター・シティを破り、2年連続6回目の優勝を飾った。

全世界から粒ぞろいの才能が集まってくることで知られるイングランド。ユースカップで活躍した選手たちは今どうしているのか? 決勝戦に出場した選手の現在を調べてみよう。

今回は2004年優勝のミドルズブラ、通称「ボロ」を特集。サウサンプトンと並んで育成がうまいことで知られるクラブだが、その黄金世代はどうなっているのか?

GK:デイヴィッド・ナイト

現所属:不明

11歳からボロの下部組織で育成された純粋培養の選手で、各年代のイングランド代表に入ってきたエリートであったが、トップチームでは一度も出場することが出来なかった。

2007年に退団し、スウォンジー、マックルズフィールドを経て一度復帰。2009年に退団した後はダーリントン、ハイストン、ヨーク・シティ、ブライス・スパルタンズと移籍。

スペニームア・タウン(7部)にいるという情報があったが、クラブ公式を見ると在籍していないのでおそらく退団している。現在の所属は不明。

ちなみにユースでの彼のライバルはチェルシーにも所属したロス・ターンブル(現バーンズリー)であった。

GK:クリス・ペノック

現所属:引退

プロには上がれず、スペニームア・タウンなどに貸し出された後に引退している。その後アメリカに渡ってロード・アイランド大学を卒業し、指導者になるため帰国した。

現在はミドルズブラのリザーブチームでGKコーチを行っている。

DF:トニー・マクマーン

現所属:ブラッドフォード・シティ(3部)

2004年にトップチームでデビューしてから120試合近くに出場したDF。このチームではキャプテンを務め、2部降格後にはレギュラーを奪取していたことも。

2012年に退団後はシェフィールド・ユナイテッドでプレーし、2014年にブラックプールにレンタルされてそのまま完全移籍している。ただあまり今季は重要な存在になっておらず、3月からブラッドフォード・シティへ移籍している。

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