7月4日、『Telegraph』は「イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは、ヴォルフスブルクのベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの獲得に向けて5000万ポンド(およそ98億円)の入札を準備している」と報じた。

ケヴィン・デ・ブライネは1991年生まれの23歳。10代からベルギー代表に名を連ねてきた天才MFであるが、2012年に移籍したチェルシーでは出番がない状態が続き、2014年にチームを離れた。

新天地に選んだヴォルフスブルクでは加入当初から大活躍を見せ、逆に評価を高める結果に。クラブは彼の契約解除条項を7000万ユーロ(およそ95億円)というかなりの高額に設定しているとも言われている。

また、同日『Telegraph』は「マンチェスター・シティは、リヴァプールのイングランド代表FWラヒーム・スターリング獲得に向けて第3の入札を行う準備を整えている」と報じている。

これまでシティは3000万ポンド、4000万ポンドと入札を行ってきたと言われているが、リヴァプールはそれを断っており、5000万ポンドを要求してきた。マンチェスター・シティは今回それに近づく更なるオファーを送る準備を整えているとのことだ。

そして極めつけに『Mirror』は「マンチェスター・シティは、ユヴェントスに所属しているポール・ポグバの獲得に向け、7100万ポンド(およそ137億円)の入札を行う」と報じた。

もちろんこれは実現すれば英国のクラブが支出した移籍金としては最高額となる。給与についても週24万ポンド(およそ4630万円)の要求額を満たせるだけのものを提示できるということだ。

先日ファイナンシャル・フェアプレー制度の違反によって課せられていた制裁が解除されたマンチェスター・シティ。報道がどこまで本当かは分からないが、ついに巨人が移籍マーケットで進撃する時が来たのかもしれない。

【次ページ】マンチェスター・シティの他の動きは?