7月11日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは「バイエルン・ミュンヘンからドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーを獲得することが決定した」と公式発表した。

契約期間は3年。移籍金については公表されていないが、以前の報道によれば1500万ポンド(28.5億円)程度ではないかと言われている。

バスティアン・シュヴァインシュタイガーは1984年生まれの30歳。1998年にバイエルン・ミュンヘンの下部組織に入団して以降17年間に渡って所属し、公式戦500試合に出場してきた。しかし今夏はバイエルンとの契約が残り一年となっており、移籍の可能性が囁かれていた。

バイエルンのCEOカール=ハインツ・ルンメニゲ氏は「バスティアンは、キャリアの終わりに何か新しいことをしたいと話していた。彼はクラブにとって大きな存在だったので、退団は残念だ。偉大なことを達成してきた男だ」と話し、選手本人の意思であったことを明かしている。

なお、どうやらマンチェスター・ユナイテッドのトップチームではこれまでドイツ人選手が出場したことはなく、シュヴァインシュタイガーが初めてとなるらしい(ロン=ロベルト・ツィーラーはトップチームで1試合も出ていないため)。

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