7月11日、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは「PSVアイントホーフェンからオランダ代表MFジョージニオ・ワイナルダムを獲得した」と公式発表した。
契約期間は5年。移籍金は報道によると1450万ポンド(およそ27億5000万円)であるとのことで、これはアラン・シアラー、マイケル・オーウェンに次いでクラブ史上3番目の額だという。
ジョージニオ・ワイナルダムは1990年生まれの24歳。フェイエノールトの下部組織出身で、16歳でトップチームにデビューを果たすなど大きな期待を受けたヤングスターであった。
2011年にライバルであるPSVアイントホーフェンに移籍しており、昨季は14得点を決めて優勝に貢献している。
今夏補強が遅れていたニューカッスルはサポーターからも「野心がない」と批判されており、シーズンチケットも売れ残るなど風当たりが強くなっていた。これが新体制となって初めての補強となる。
スティーヴ・マクラーレン
(ニューカッスル監督)
「これはとても良い選手を獲得出来た大きな補強だ。私はジーニー(ワイナルダム)がここに来てくれたことを喜んでいる。
彼は多くのエネルギーを持ち、素晴らしいテンポを持っている。非常にスキルフルで、しかしボックス・トゥ・ボックスでプレーできる。そして何よりも重要なのが、得点を奪えることだ。
彼は適切な年齢、適切な状況でここにやってきた。彼はリーダーであり、それを見ることが出来るだろう。彼は常にボールを欲しがり、展開する。それはチームが求めていた種の個性である」