この夏リヴァプールからの退団が囁かれ続けてきたラヒーム・スターリング。ついにマンチェスター・シティが4900万ポンド(約93.3億円)で獲得したという現地報道が伝えられている。
そのスターリングとシティMF陣3人の昨季のデータを『Sky Sports』が比較している。
How does Raheem Sterling compare with City's attacking midfielders David Silva, Samir Nasri and Jesus Navas? #SSNHQ pic.twitter.com/6qdAoD8TWB
— Sky Sports News HQ (@SkySportsNewsHQ) 2015, 7月 12
比較対象となったのは、ダビド・シルバ、サミル・ナスリ、ヘスス・ナバスの3人。データは昨季のプレミアリーグに限ったもののようだ。
怪我の多かったナスリ以外はほぼ同じ試合出場数。そのなかで、スターリングは7ゴール7アシストを記録したものの、パス成功率とドリブル成功率ではこの4人のなかで一番低かったという。もちろんこれはあくまでデータであり、データには現れない強みや特性などももちろんあるだろう。
昨季のスターリングについては、『Opta』が提示してるデータもあるので見てみよう。
・2014-15シーズンのプレミアリーグにおいて、スターリングはシュート12本ごとに1ゴールを決めた。
12 - Raheem Sterling averaged one goal for every 12 shots attempted in the 2014-15 Premier League. Prospect.
— OptaJoe (@OptaJoe) 2015, 6月 12
・2014-15シーズンのプレミアリーグにおいて、流れのなかでスターリング(75回)以上にチャンスメイクをしたのはアザール(99回)とダビド・シルバ(86回)の2人だけ。
75 - Only two players (Hazard 99 & David Silva 86) created more chances from open play than Raheem Sterling in the 2014-15 PL. Busy.
— OptaJoe (@OptaJoe) 2015, 7月 1
・ヘンダーソンとスターリングのコンビはセスク&ジエゴ・コスタ、セスク&アザールと並び2014-15シーズンのプレミアリーグで最もゴールを生み出したコンビ(ゴール数6)。
6 - Henderson & Sterling combined for the joint-most goals in the 2014-15 Premier League (Fabregas/Costa & Fabregas/Hazard). Platform.
— OptaJoe (@OptaJoe) 2015, 6月 3
4900万ポンドというのはイングランド人史上最も高額の移籍金であり、もしこの金額で決定となれば、相当なプレッシャーと期待がかけられることになるはず。そのなかで、どのようなプレーを見せるのか。来季のスターリングはこれまで以上に注目を集めそうだ。