7月13日、チュニジアサッカー協会は「解任したジョルジュ・レーケンス前監督に代わり、ヘンリク・カスペルチャク氏を代表チームの指揮官として迎えた」と公式発表した。

ヘンリク・カスペルチャク氏は1946年生まれの69歳。現役時代はポーランド代表として活躍したMFで、引退後はフランスで指導者に転身し、メスやサンテティエンヌ、ストラスブール、モンペリエなどで指揮を執った経験を持っているベテラン監督である。

1993年にコートジボワール代表監督になったあとは、チュニジア、モロッコ、マリ、セネガルと多くのアフリカの国、アル・ワスル(UAE)や沈阳海狮(中国。現在の広州富力)、カヴァラ(ギリシャ)など様々なリーグで指揮を執ってきた。

そして先日は空席となっているコートジボワール代表監督の最終候補となる三名のリストに入っていることが発表されていた。しかし今回チュニジアとの契約が決まったと言うことは、当然ながらそのリストからは外れることになる。

そして、残ったのはミシェル・デュシュイェル、そしてフレデリック・アントネッティの二名。

ミシェル・デュシュイェルは1959年生まれの59歳。ギニア代表で3度のアフリカネイションズカップに出場しているなど、アフリカでは非常に実績のあるフランス人監督である。

一方、フレデリック・アントネッティ氏はアフリカでの指揮経験はない。しかしレンヌやバスティア、ニースで好成績を収めたことがあり、1998年にはJリーグのガンバ大阪の監督を務めた経験を持っている。

アフリカ経験豊かなデュシュイェル、フランスで高い評価を受けるアントネッティ。コートジボワールを率いるのはどちらになるだろうか?

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