7月18日、『Belfasttelegraph』は「アストン・ヴィラからマンチェスター・シティへと移籍することを決めたMFファビアン・デルフは、このチャンスを取ることは義務だと思ったと発表した」と報じた。

先週アストン・ヴィラへの残留を決断したものの、その数日後に一転マンチェスター・シティへの移籍を決めたファビアン・デルフ。シティのクラブ公式サイトには「ハートやリチャーズの助言があった」と話している。

ファビアン・デルフ

「とても嬉しい。ここに来られたことは巨大な機会だし、世界最高の選手達とともにプレー出来る。

いつもマンチェスター・シティと戦う度、その影を追いかけていた。ダビド・シルバやヤヤ・トゥレ、サミル・ナスリ、セルヒオ・アグエロのような選手が今僕の隣にいるというのは、素晴らしいことになるだろう。

僕は彼らを毎回の練習、試合の90分を通して近くで観察したい。彼らから何かを得て、試合に適合させていきたい。

代表に呼ばれたときにジョー・ハートと話した。彼はこのクラブに来たときどうだったか、どれだけのものを成し遂げてきたかを教えてくれた。そしてマイカー・リチャーズも『シティは世界最高のクラブで、あそこにいるときは人生で最良の時を過ごした』と話していた。

僕はオーストラリアでメンバーに加わる時を楽しみにしているし、スタートの時を待ちきれずにいる。一つ約束できるのは、僕はチームのために一生懸命働くことを決して辞めはしないということだ。僕は本当にシティのファンの前でプレーしたいと思っている」

また、『Belfasttelegraph』はファビアン・デルフがスポーツプレス協会に送った声明を発表し、キャリア面を考えた決断だったと報じている。

ファビアン・デルフ

「当初ヴィラに残るという決断は、純粋にクラブ、そこにいる人々に対しての感情に基づいたものだった。それは、僕の目の前に現れたサッカー面のチャンスよりも。

僕は自分のキャリアで怪我によって信じられないような厳しい時を過ごした。プレミアリーグのレベルに戻れるかどうかにも疑問を持ったことがあった。にも関わらず、僕は常に100%自分のプレーを改善すること、人としても選手としても成長することに心血を注いできた。

TVで試合を見ている子供、そして若い選手たちは、世界最高のチームを相手に自分を試したい、主要なタイトルを争いたい、CLで戦いたいと夢見ている。

僕はイングランドのトップレベルでプレーできることを証明してきたし、世界最高のクラブの一つであるマンチェスター・シティでプレーするというチャレンジを受け入れることは、自分の義務だと思っているんだ」

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