7月17日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは「アストン・ヴィラからイングランド代表MFファビアン・デルフを獲得した」と公式発表した。
Manchester City are delighted to announce Fabian Delph has joined the Club from @AVFCOfficial #WelcomeFabia... https://t.co/fOUxH2n8OU
— Manchester City FC (@MCFC) 2015, 7月 17
契約期間は2020年までの5年間で、背番号は18に決定している。移籍金は公表されていないものの、ヴィラとの契約に含まれていた解除条項の800万ポンド(およそ15億円)が満額支払われたと考えられている。
ファビアン・デルフは1989年生まれの25歳。リーズ・ユナイテッドの下部組織からトップチームに昇格し、2008-09シーズンにレギュラーを獲得して話題を集めたセンターハーフである。
2009年にアストン・ヴィラに移籍してからはあまり出番が与えられない時期を長く経験したものの、2012年あたりから重要な選手となり、昨年はイングランド代表にも選出。チームを離れたジェラードの後釜として大きな期待を受ける存在となった。
彼は先週マンチェスター・シティへの移籍を断ったと報じられていたものの、それから数日が経過して事態は一転。突然Uターンしてシティと接近し、迅速に契約をまとめた形である。