2014-15シーズン、チェルシーにリーグタイトルをもたらしたジョゼ・モウリーニョ監督。

規律を重んじることで知られるそんな“スペシャルワン”だが、英国『Sky Sports』がこんなデータを紹介していた。

こちらは、第2次モウリーニョ政権下において高額で売却された5選手だ。

フアン・マタやダヴィド・ルイスなど世界レベルの才能が揃っているが、モウリーニョ監督から絶対的な信頼を勝ち取ることができず他チームに移籍している。

これらの選手はいずれも1000万ポンド(およそ19億3000万円)を超える移籍金で移籍しているのだが、そのやりくりがかなり賢かったようだ。

それぞれの選手がチェルシーへと移籍してきた際の移籍金と、退団した際の移籍金のマージンを日本円で見てみよう。

フアン・マタ

2011年:2600万ポンド(およそ50億2000万円)で獲得
2014年:3710万ポンド(およそ71億7000万円)で放出

収支:1110万ポンド(およそ21億4000万円)プラス

ダヴィド・ルイス

2011年:2500万ポンド(およそ48億3000万円)で獲得
2014年:4000万ポンド(およそ77億3000万円)で放出

収支:1500万ポンド(およそ28億9000万円)プラス

ロメル・ルカク

2011年:2000万ポンド(およそ38億6000万円)で獲得
2014年:2800万ポンド(およそ54億1000万円)で放出

収支:800万ポンド(およそ15億4000万円)プラス

アンドレ・シュールレ

2013年:1800万ポンド(およそ34億7000万円)で獲得
2015年:2460万ポンド(およそ47億5000万円)で放出

収支:660万ポンド(およそ12億7000万円)プラス

ライアン・バートランド

2011年:トップチームデビュー(ユース出身)
2015年:1000万ポンド(およそ19億3000万円)で放出

収支:1000万ポンド(およそ19億3000万円)プラス

計5選手

収支:5070万ポンド(およそ98億円)プラス

※レートはすべて現在のもの

このように、モウリーニョ監督は5選手の売却によって実質5070万ポンド(およそ98億円)もの利益を生み出していたのだ。

マタやダヴィド・ルイス、シュールレといった選手は、チェルシー加入以前から市場を賑わせていたため獲得にはそれなりの移籍金を要した。しかし、放出する際にはその額より高い金額で他クラブへと売却している。

モチベーターや戦術家といった印象のあるモウリーニョだが、このあたりのビジネスセンスも類まれなものを持っているのかもしれない。