7月24日、『Mundo Deportivo』は「アルゼンチン1部のリーベル・プレートで会長を務めているロドルフォ・ドノフリオ氏は、日本で行われるスルガ銀行チャンピオンシップの延期を要求している」と報じた。
昨季のコパ・スダメリカーナ王者であるリーベル・プレート。8月11日には日本を訪れ、ガンバ大阪とのスルガ銀行チャンピオンシップを戦う予定となっていた。
しかし今季リーベル・プレートはコパ・リベルタドーレスで決勝戦に進出することが決定し、その重要な試合は8月5日にスケジューリングされている。
南米王者を決める試合を行った6日後に地球の裏側、しかも真夏の日本でカップを争うという過密日程になってしまったことから、ドノフリオ会長は日程の延期を求めているという。
また、決勝の相手が北中米からのゲスト参加であるティグレスであるため、リーベル・プレートは既にクラブワールドカップの出場が決定しており、どちらにしろ12月には来日しなければならない。
ドノフリオ会長はそのついでにスルガ銀行チャンピオンシップを開催した方が論理的ではないか問題提起しているようだ。
ただ、8月11日は日本において夏休みのど真ん中であり、マーケティングを考えれば動かし辛い日程。ドノフリオ会長は南米サッカー連盟(CONCACAF)にそれを延期できないかと尋ねているとのことだが、直前で変更することは非常に難しいと考えられる。