サガン鳥栖はプレシーズンマッチでアトレティコ・マドリーと対戦、90分間では1-1で引き分けに終わったもののPK戦で1-4と敗戦した。
試合前のウェルカム・パーティーで「リーガ・エスパニョーラの様に戦う」と宣言したアトレティコ・マドリーのシメオネ監督は、その言葉通りフェルナンド・トーレス、ラウール・ガルシア、サウールといった実績のあるメンバーを先発させた。前半18分にコケが直接コーナーキックをゴールして実力を見せつける。
対するサガン鳥栖は、MF藤田直之を東アジアカップで、FW豊田陽平、GK林彰洋を怪我で欠く苦しい陣容だったが、後半、右サイドを突破した田村亮介のクロスがサヴィッチのオウンゴールを呼び込み同点に追いついて見せた。惜しくもPK戦で敗れたサガン鳥栖だったが、注目を集めるルーキーの鎌田大地などが欧州の強豪に挑んだ試合は、少なからず収穫があったと言えそうだ。
コーナーキックを直接ゴールしたコケに対してスペインメディアが賞賛、中でも『Marca』紙は「SAMURAI」と日本流の賛辞を送った。
サガン鳥栖 1-1(PK1-4) アトレティコ・マドリー
(得点者)OG 83';コケ 18'