プレミアリーグ第2節、エヴァートンはアウェイでサウサンプトン相手に3-0の快勝を収めた。勝利の立役者になったのは、2得点の活躍を見せたロメル・ルカクだった。

この対戦はサウサンプトンのホーム、セント・メリーズで行われたのだが、試合前にはこんなシーンがあったそう。

スタンドの女性ファンと抱擁するルカク。なんでも練習中にルカクの放ったシュートがこの女性に当たってしまったそうで、そのことを詫びに来たという。

不運なアクシデントに見舞われたファンのもとにわざわざ駆けつけたというルカク。ハグを交わす前に、着ていたウェアも手渡していた。

アウェイの観客席に入るのはなかなか勇気が要りそうだが、この行為に対しては、相手のサウサンプトンファンからも喝采が送られていた。

試合後、そのルカクは「サウサンプトンはとてもいい選手やいいコーチがいるいいチームだ。だから他のチームにとって、ここが楽にはなることは決してない。でも今日の僕らは本当によくやった」と述べていた。

ちなみに、この試合での活躍を受けてロベルト・マルティネス監督は「彼は毎試合、女性に当てなきゃならないかもね」と冗談ながらに語っていたとか。

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