8月17日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーは「アウクスブルクからガーナ代表DFアブドゥル・ラーマン・ババを獲得した」と公式発表した。
詳しい条件については明らかにされていないものの、移籍金は2500万ユーロ(およそ33.9億円)で決着したとのこと。
なお、グロイター・フュルトからアウクスブルクが昨年購入した際には250万ユーロ(およそ3.4億円)であったため、わずか1年で価値が10倍に跳ね上がったことになる。
If you missed it, we have announced the signing of Abdul Baba Rahman... http://t.co/o0UaRjSPXy pic.twitter.com/S9HtqOrx9a
— Chelsea FC (@ChelseaFC) 2015, 8月 17
アブドゥル・ラーマン・ババは1994年生まれの21歳。豊かなスピードと攻撃参加を武器とし、鋭いクロスを持っていることで知られるガーナ代表左サイドバックである。2012年に名門アサンテ・コトコからグロイター・フュルトに加入して欧州にデビューし、昨年アウクスブルクに移籍。
1月に行われたアフリカネイションズカップでは、まだ代表での経験が少なかったもののアヴラム・グラント監督の大きな信頼を受けてレギュラーに抜擢され、高い評価を得た。もしかしたらそのアヴラム・グラントとチェルシーとのコネクションもあってのことかもしれない。
今夏はマーケットでの注目株の一人であると言われ、マンチェスター・シティやローマなども手を伸ばしていたと言われている。