8月19日、イタリア・セリエAのローマは「シュトゥットガルトからドイツ代表DFアントニオ・リューディガーを獲得した」と公式発表した。

契約については1年のローンで、その料金は400万ユーロ(およそ5.4億円)。シーズン終了後に900万ユーロ(およそ12.2億円)で保有権を買い取ることができるオプションが付随している。

アントニオ・リューディガーは1993年生まれの22歳。ボルシア・ドルトムントの下部組織に所属していたが、2011年にシュトゥットガルトへと移籍し、こちらでプロデビューを果たしているディフェンダーである。

2013-14シーズンにはブンデスリーガでレギュラーを獲得するなどして注目を集め、ドイツのフル代表にも招集されるなど期待をかけられているタレントだ。

今夏アレッシオ・ロマニョーリ、アシュリー・コール、ホセ・ホレバス、マプ・ヤンガ=エンビワと最終ラインの人材を一挙に失ったローマは、マーケットの終了までに数人のディフェンダーを獲得する方針であると報じられていた。

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