8月27日、『L'Equipe』は「リーガ・エスパニョーラのバレンシアは、モナコに所属しているチュニジア代表DFアイマン・アブドゥヌールの獲得に近づいている」と報じた。
この交渉は火曜日の午後にスタートしており、バレンシアのオーナーであるピーター・リム氏、そして代理人のジョルジュ・メンデス氏がモナコとの交渉に臨み、移籍金2500万ユーロ(およそ33.9億円)での口頭合意を取り付けたという。
そしてバレンシアがチャンピオンズリーグへの出場権を獲得出来れば正式に合意に至るという形になっていたとのことで、それが正しければすでに取り引きは動いているものと考えられる。
アイマン・アブドゥヌールは1989年生まれの26歳。エトワール・サヘルやトゥールーズでも活躍してきたディフェンダーで、圧倒的なスピードと強力な左足を持っている快足ストッパーとして知られている。サイドバック経験も豊かで攻撃力も高い。
今夏彼はモナコを離れるという噂があり、なかなか口が軽い曲者代理人も暗躍していた。今季に入ってからは試合に起用されておらず、何かが起こる可能性は高いと考えられている。
なお、モナコはアブドゥヌールの代わりにブラガに所属しているブラジル人DFアデルラン・サントスの獲得を考えているという。