4月24日、『Footmercato』は「モナコに所属しているチュニジア代表DFアイマン・アブドゥヌールの代理人は、アーセナルやトッテナム・ホットスパーから関心を寄せられていることを明かした」と報じた。
アイマン・アブドゥヌールは1989年生まれの25歳。186~8cmという長身ながらも非常にスピードに優れており、最近はあまり見せないが強烈なミドルシュートや破壊力あるドリブルなども得意である。
名門エトワール・サヘルの出身で、ヴェルダー・ブレーメンを経て2011年に加入したトゥールーズでブレイク。かつてはウイングも務めていたものの、左サイドバックやセンターバックとしてフランスリーグ屈指の存在に成長した。
2014年1月にはモナコに貸し出され、半年後に完全移籍。しばらくはケガもあってあまり出番がなかったものの、徐々にポジションを掴み、現在ではチームに欠かせないストッパーとして活躍している。
チュニジア代表でも中心選手であり、先日行われた日本とのキリンチャレンジカップ2015にも出場している。
トッテナム・ホットスパーは以前から彼の獲得に興味を持っていることは伝えられていたが、今回は選手側の代理人からその事実が明かされた。
代理人
「彼はまだ25歳であり、多くのクラブが関心を寄せている。アーセナルは全ての試合をチェックしている。ユヴェントス戦にも来ていた。
他にもトッテナムのような大きなクラブが注目している。また、スペイン、イタリアの大物も興味を示している。
パリ・サンジェルマンも彼を狙っている。しかし、まだ議論をするまでの段階には来ていない。フランスで彼を買えるのはPSGだけだろう。
取り引きまでは至っていない。まだその時ではない。しかし、シーズンの後は迅速に動いていくことになるだろう」