史上初のブンデスリーガ4連覇を目指すバイエルン・ミュンヘンは29日、リーグ第3節でバイヤー・レヴァークーゼンと対戦。
開幕2連勝同士の全勝対決ということもあり注目された一戦だったが、試合はトーマス・ミュラーのゴールで先制したバイエルンがさらにPKで2点を追加し、3-0の快勝を収めている。
Bayer-Coach Schmidt und Pep nehmen Platz. Der Bayern-Trainer ist "natürlich sehr zufrieden" mit dem 3:0-Sieg. #FCBPK pic.twitter.com/uQpRw9A6M4
— FC Bayern München (@FCBayern) 2015, 8月 29
この試合、バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が送り出したスタメンがまたすごかった。以下がその11人(ベースは4-2-3-1)。
GK:ノイアー
DF:ラーム、シャビ・アロンソ、アラバ、ベルナト
MF:ビダル、ティアゴ、ロッベン、ミュラー、ドウグラス・コスタ
FW:レヴァンドフスキ
なんと本職のセンターバックがゼロの超攻撃的布陣!
メンバーが発表された時点で「一体どういった形になるのか」とざわついていたが、相手のエースストライカーであるキースリンクに対応するためか比較的サイズのあるシャビ・アロンソとアラバがDFラインの中央に入っている。
上はこの試合のハイライトで、26分の先制弾はCBに入ったシャビ・アロンソの素晴らしいロングパスが起点。グアルディオラ監督の狙いがハマったゴールといえるかもしれない。
バルサ時代も後期は3-4-3などの実験的な布陣が目立ったペップ・グアルディオラ。前節のホッフェンハイム戦(2-1で勝利)でもユニークな3-3-3-1を採用していただけに、就任3年目を迎える今季は戦術的な部分でさらに注目を集めそうだ。