アリエン・ロッベンとともに長くバイエルン・ミュンヘンの“翼”として活躍してきたフランク・リベリだが、今年3月のCLシャフタール戦後に右足首の負傷で離脱。その治療が思った以上に長引いており、いまだ復帰の見通しすら立たない状況である。

そうした中で、バイエルンのリザーブチーム、バイエルンIIで主にプレーしている「もう一人のリベリ」が25日、眩いばかりの輝きを放った。

4部のレギオナルリーガ・バイエルンのバイロイト戦、1-1の同点からステーヴン・リベリが決めた見事な決勝弾がこちら。

角度のないところからアウトにかけてのゴラッソ! 今季初ゴールでチームを4連勝に導いた。

フランク・リベリの弟、ステーヴン・リベリはフランス出身の19歳。兄より12歳年下、1995年の生まれである。

2013年まではRCランスの下部組織でプレーしていたが、国外への移籍が可能となる18歳で兄のいるバイエルンへ加入。昨季はバイエルンIIで27試合に出場し、4ゴールを記録した。

ポジションは攻撃的MFであり、今季は背番号も兄と同じ7番に。・・・もしかしたら近いうちに兄の穴を弟が埋めるという展開も?

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