8月29日、『LaRoma24』は「ローマのヴァルテル・サバティーニSDは、コロンビア代表FWビクトル・イバルボを放出するための交渉を行う予定だ」と報じた。
関心を寄せているのは同じイタリア・セリエAのサンプドリアで、日曜日にヴァルテル・サバティーニ氏とアントニオ・ロメイ氏(サンプドリアGM)が会談を行う予定であるという。
契約条件については1年のローンになるのではないかと予想されている。
イバルボは今年1月にカリアリからローマに加入したものの、後半戦10試合の出場に留まり、ノーゴールという期待外れの結果に終わっていた。
その一方で、『L'Equipe』は「ローマは、ディナモ・モスクワからの退団を発表した元フランスU-21代表MFウィリアン・ヴァンキュールを獲得することが決定した」と報じた。
ウィリアン・ヴァンキュールは1988年生まれの26歳。ハイチにルーツがあるMFで、名門ナントの下部組織で育成された経験を持っている選手である。ドリブル技術とキックの精度に優れており、セットプレーも得意としている。
2011年にベルギーのスタンダール・リエージュへと移籍し、日本代表GK川島永嗣とも同僚だった時期があるが、昨年ロシアのディナモ・モスクワに加入していた。
ロシアでもレギュラーとしてプレーしていたが、クラブはFFP制度に違反したことによってヨーロッパの大会から閉め出されており、ヴァンキュール自身もまた契約は残っているもののチームを離れる意向を発表していた。
記事によれば、移籍金については300万ユーロ(およそ4.1億円)、契約期間は3年間という条件で既に合意が形成されているとのことで、土曜日にローマに到着していることが映像に捉えられている。