8月25日、オランダ・エールディビジのローダJCは「オーストラリア代表MFダニエル・デ・シルヴァを獲得した」と公式発表した。

契約は2年のレンタルで、手数料は200万ユーロ(およそ2.7億円)であると考えられている。

ダニエル・デ・シルヴァは1997年生まれの18歳。パース・グローリーの下部組織に入団してからすぐにプロデビューを果たし、15歳でAリーグに出場した期待の若手選手である。

まだキャンプへの参加だけであるがオーストラリアのフル代表にも選出された経験を持っており、高い技術を持っている新世代の攻撃的MFとして知られる。

かつてグロッセートなどで活躍したヴィンチェンツォ・グレッラを代理人として雇っている彼は、昨年6月にローマとの契約を結んだと報じられており、先日行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのキャンプにも参加していた。

そのため入団はほぼ決まったかと思われていたが、どうやらその契約は撤回されたようで、ローダとの契約はパース・グローリーとの間で行われたものであるようだ。

クラブ間では既に移籍金について合意が形成されていたものの、今夏多くの補強を行っているローマは既に外国人枠のルールに抵触しており、デ・シルヴァの獲得が不可能になったという可能性が高いと考えられている。

なお、ローダJCには先日同じオーストラリアのFWトミ・ユリッチが加入しており、ロスティン・グリフィスと合わせてオーストラリア人選手が3名所属する豪州色の強いチームとなった。

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