30日、リーガ・エスパニョーラ第2節のセビージャ対アトレティコ・マドリーが行われ、アトレティコがアウェイで3-0と快勝し開幕2連勝を飾った。

今季、CLへ出場する両クラブ。昨季のEL王者であるセビージャは今月11日のUEFAスーパーカップでバルセロナを相手に驚異的な粘りを見せたものの、プレシーズンを含め調子が上がらず、開幕戦もマラガ相手にスコアレスドローに終わっていた。例年通りオフシーズンに主力が引き抜かれ、そこからのチーム再建に苦労している印象だ。

対するアトレティコも10番のアルダ・トゥランがバルサへ移籍したが、中核を担う選手はほぼ残留。その中でも、アントワーヌ・グリーズマンは開幕戦の決勝弾に続きこのセビージャ戦でも大きな仕事を果たしている。

0-0で迎えた35分、DFラインからのロングパスを相手のダニエル・カリーソと競り合い、倒れ込みながらも足もとへ収めるとすぐさまパス。コケの先制点をアシストし、チームにいい流れを呼び込んだ。

以下はこの試合のグリーズマンのプレー集(アシストシーンは3:00~)

昨季リーガでクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシに次ぐ3位タイの22ゴールを記録したグリーズマン。プレシーズンでもゴールを量産していた24歳のフランス代表FWはこの夏、クラブとの契約を2020年まで更新し、契約解除金も8000万ユーロ(およそ108億円)まで引き上げられたと伝えられている。

そして、その期待に応えるように開幕から2試合連続で決勝点に絡む活躍。2年ぶりのリーガ制覇を目指すチームを牽引する存在となっている。

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