夏の移籍市場で注目された、マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアの去就問題。
移籍はほぼ完了していたが移籍の手続きがデッドラインまでに間に合わず、結局この夏での実現はならなかった。
An angry LVG, peeved fans and uncertain teammates - five problems facing #degea back at #MUFC
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— Telegraph Football (@TeleFootball) 2015, 9月 1
デ・ヘアの移籍については、直後に両クラブがそれぞれの立場で声明を発表している(マドリー側の声明はこちら、ユナイテッド側の声明はこちら)。
移籍の不成立について両クラブが声明を発表するのはかなり珍しいこと。両者の主張は大きく異なっており、ともに相手クラブの対応に不備があったとしている。
いずれにしてもデ・へアのマドリー移籍は実現せず、とりあえずの残留が決まった。この決定はユナイテッドにもマドリーにも大きな影響を与えるはずなのだが、デ・ヘアの残留に心が動いた選手がいたようだ。それは、今年1月からユナイテッドに加入しているGKビクトル・バルデスだ。
ビクトル・バルデスといえば、かつての恩師でもあるルイス・ファン・ハールを慕い今年1月にユナイテッドと契約。トップチームでの出場機会はわずかに2試合と少なく、この夏には練習態度をめぐってファン・ハール監督から戦力外通告を受けていた。
デ・へア同様ビクトル・バルデスの去就も注目されていたのだが、スペインの移籍市場がクローズドした直後、Facebookにこんなものを投稿していた。
Posted by Víctor Valdés on 2015年8月31日
ビクトル・バルデスは、このタイミングでFacebookのカバー画像を変更。なんと、マンチェスター・ユナイテッドのロゴをカバーにしたのだ。
キャプチャ画像はこんな感じ。に、滲み出るユナイテッド愛…!
デ・ヘアの移籍が破談になった直後にユナイテッドのエンブレムをカバー画像に変更するなんて、ビクトル・バルデスに何かしらの心境の変化があったことは確実である。詳細こそ不明だが、きっと残留したいと思える何かがあったのだろう。