今季、MLSモントリオール・インパクトへ移籍したディディエ・ドログバは先日のシカゴ・ファイヤー戦でハットトリックを達成した。
この試合はモントリオールのスタッド・サプトで行われたのだが、古巣スタンフォード・ブリッジからある“一部”が貸し出されていた。
「DROGBA LEGEND」という文字とドログバの顔が描かれたオレンジのバナーだ。
これはドログバがチェルシーを最初に離れた2012年以降、スタンフォード・ブリッジに飾られていたものだそう。そのバナーがチェルシーファンのデイヴィッド・ジョンストンさんとチェルシーのフラッグとバナーを管理するクルーたち、そしてチェルシーを通じて、モントリオール・インパクト側へ貸し出されることになったのだ。
チェルシーファンからモントリオールファンへ送られた親善の証とも言えるバナーについて、ジョンストンさんは「バナーにある言葉が全てを物語っている」と述べているそう。
そして、このバナーがモントリオールサポーターのもとに届けられ、実際にスタジアムに掲げられるまでの映像がこのほど公開された。
ドログバもこのバナーの存在に気づいており、驚きと感動、さらにチェルシーファンとチェルシーへの感謝のメッセージを発している。最初のInstagramはドログバがアップした画像である。
試合後には地元モントリオールのファンにも感謝を述べていたドログバ。
@didierdrogba giving his shirt to my daughter!!! #IMFC #legend @MLS #hattrickshirt pic.twitter.com/IH254g0rV4
— Sergio Lato (@Ferrariuniverse) 2015, 9月 6
バナーのもとに歩み寄ると、スタンドにいた女の子にユニフォームをプレゼントする粋な計らいもしていた。
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