今季、リヴァプールを離れアメリカへと活躍の場を移したスティーヴン・ジェラード。
そのジェラードがリヴァプール時代に特に“燃えた”相手といえば、宿敵マンチェスター・ユナイテッドだろう。
常に激しいバトルを繰り返してきた両クラブ。今年3月、ジェラードにとってアンフィールドでの最後となるユナイテッド戦では、相手MFアンデル・エレーラの足を踏みつけ、投入からわずか40秒で一発退場になってしまったことも大いに話題となった。
この件やユナイテッドとの関係について、ジェラードが自伝『My Story』で明かしたと、『Daily Mail』が伝えている。一部を抜粋して紹介する。
EXCLUSIVE: Gerrard on THAT tackle on Herrera: 'I felt my studs sink into his flesh' http://t.co/Qy3izSQ0SS pic.twitter.com/hWkPi1X5RJ
— MailOnline Sport (@MailSport) 2015, 9月 12
(時はあの日のアンフィールド)
「ユナイテッドは威張っていて、アンフィールドはとても静かだった。ハーフタイム明けに自分が投入されるであろうことは明らかだった。
前半オレたちはユナイテッドによそよそしく、タックルがとても少なかった。それはオレのDNAに組み込まれた全てのものに反することだった。
マンチェスター・ユナイテッドと戦うにはタックルと衝突が重要だった」
つまり、ユナイテッド相手には体ごとぶつかっていくような激しいプレーがジェラードにとって重要なものだったようだ。
振り返ってみると、エレーラを踏みつける直前にマタに激しいタックルを見舞っていたが、チームに気合いを入れるべく意図的に仕掛けたものだったのだろうか。ユナイテッド戦はこう戦え!というジェラード流のメッセージだったのかもしれない。
ジェラードも強い思い入れがあったというユナイテッド戦。両者は本日再びあいまみえることになる。舞台はオールド・トラフォードで、日本時間13日(日)午前1時30分にキックオフされる予定だ。
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