ウクライナ1部リーグでなんとも見事なゴールが生まれた。メタルルグ・ザポリージャ対ドニプロ戦での出来事がこちら。
相手ゴールに迫った白のユニフォーム、メタルルグ。巧みなタッチやヒールパスなどで相手守備陣を完全に翻弄すると、最後も冷静なフェイントからフィニッシュ!
まるでサッカーゲームでしか見られないような鮮やか過ぎる崩しからのゴールであった。
相手のドニプロがこの時点で4点のリードを奪っていたために、やや動きが緩慢になっていたこともありそうだが、この“完全攻略”は見事。ただ、メタルルグはこの素晴らしい得点で一矢を報いたものの、結局1-4で試合に敗れている。
チームを率いるアナトリー・チャンツェフ監督は守備は大失敗だったとしながら、攻撃には改善が見られたと語っていたそうだ。なお、同チームは財政的に厳しい状況にあり、2か月ほど給与の支払いが遅れているともされているが、監督はそれを否定したとのこと。