こんなゴールがブラジルで話題になっていた。

ゴイアス州選手権、アトレチコ・ゴイアニエンシ対ゴイアネージア戦で飛び出した驚きのプレーがこちら。

ゴイアネージアがみせた相手ゴール前で見事な崩し。そして、最後の回転ジャンピングボレーも美しく決まってゴラッソ!!

一連の流れはまるでTVゲームのような爽快さであった。(試合は2-1でゴイアネージアが勝利)

フィニッシュを鮮やかに決めたのはウェンデウ・シウヴァ・リラ、1989年生まれ26歳のFWだ。現在は4部ゴイアネシアに所属しているが、ゴイアス時代にはハファエウ・トロイ(現サンパウロ)、 ドウグラス(現バルセロナ)らとともに将来を嘱望される選手だったとか。ただ、その後は2度の深刻な膝の怪我などに苦しみ、引退することを500回は考えたものの、家族や妻、そして娘に支えられてきたとのこと。

今回のゴールはSNS上などで大いに話題になっているようで、ウェンデウは「(これまでのキャリアで)最も美しい。こんなゴールをするなんて考えたこともなかった」とその喜びを語っている。トロイやドウグラスとは現在も親交があり、昨年ドウグラスからはスパイクを贈られたそうで、「こういう友情を持てるのはいいこと」とも話している。

ちなみに、ハファエウ・トロイは時速130kmの弾丸FKで話題になったあの選手。

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