英国『Guardian』は、今週行われるUEFAの執行委員会で、コソボ代表およびコソボのクラブチームにおける欧州コンペティションへの出場が認められるだろうと報じた。

1991年に旧ユーゴスラビアから独立し、自ら「共和国」であることを宣言しているコソボ。政治的背景から全世界的には独立を容認されておらず、現在UEFAおよびFIFAに加盟していない。そのため、EUROやワールドカップといった主要国際大会への出場権が与えられていないという現状がある。

しかし、17日からマルタで行われているUEFAの執行委員会でコソボのUEFA主催大会への出場が認められることになりそうだという(ただし、UEFAへの正式加盟については3月にハンガリーのブダペストで行われるUEFAの年次総会での話し合いで決まる)。

コソボはこれまでにもFIFAへの加盟を申請していたが、承認されてこなかった。しかし、FIFAは加盟に向けた一時的な措置として、2014年1月にFIFA加盟協会の代表チームと親善試合を行う許可を与えており、昨年1月にはハイチ代表と、昨年5月にはトルコ代表やセネガル代表とテストマッチを行っている。

そのため、今回のUEFAの決断がFIFA加盟に向けた大きな一歩になるではないかと同紙は伝えている。

今回の決定を受け、今年5月にメキシコシティで行われるFIFAメンバーによる総会で承認を受ければ、コソボは2018年ワールドカップに向けた欧州予選に出場することが可能となる。

2018年ワールドカップ予選の欧州予選はすでに組み合わせ抽選会が行われているが、仮に出場が認められた場合は5チームから形成されるグループHかグループIに振り分けられるという。