コソボがFIFAの加盟国として認可されるようだと、英国メディア『Mail Online』が伝えている。
コソボは東欧に位置する共和国。バルカン半島の中部に位置する地域で、2008年に独立宣言をしているが、現在国際連合からも承認を受けておらず、FIFAの加盟国扱いにもなっていない。
しかし記事によると、FIFAは2012年からコソボの加盟について議論を進めてきたが、先週FIFAのゼップ・ブラッター会長がコソボサッカー協会会長と会談したとのこと。FIFAは先日緊急総会を開き、コソボの加盟がまもなく認可される見通しだという。
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— Manchester United (@ManUtd) 2014, 1月 11
コソボにルーツを持つサッカー選手といえば、マンチェスター・ユナイテッドに所属するアドナン・ヤヌザイである。
ヤヌザイは多様なルーツを持っており、現在ベルギー、コソボ、アルバニア、クロアチア、トルコなどの代表チームを選択出来る状況にあり、今後の代表選択に注目が集まっていた。
もしコソボがFIFA加盟国に認可されることになれば、コソボ代表はFIFA主催の国際大会へも出場が認められ、ヤヌザイがコソボ代表を選択する可能性も当然高まる。コソボはヤヌザイの父親であるアベディンさんの出生地である。
ちなみに、コソボにルーツを持つ他のサッカー選手には、バイエルン・ミュンヘンに所属するジェルダン・シャチリ、ラツィオに所属するロリック・サナなどがいる(シャチリはスイス代表を、サナはアルバニア代表を選択している)。