マンチェスター・ユナイテッドのDFルーク・ショウは、今週行われたPSVとのUEFAチャンピオンズリーグで右足の複合骨折という重傷を負った。

PSVのエクトル・モレノの強烈なタックルを受けたショウはその場に倒れ込み、ピッチにメディカルスタッフが駆け付けた。

その負傷の深刻さは、ソーシャルメディア上で流布しているショッキングな映像を見れば一目瞭然である。ショウはすでに手術を行っているが、現地時間18日(金)にもう一度足を開くのだという。

そんなショウの治療のため試合は8分間ほど中断したのだが、ピッチを後にする際、PSVのホームであるフィリップス・スタディオンではこんな素敵なシーンがあった。

ショウがストレッチャーに乗せられるのを見ると、PSVサポーターは一斉に拍手。さらにこの映像には収められていないが、ショウを乗せたストレッチャーが動き始めるとスタンディングオベーションでショウに対してエールを送ったのだ。

大一番でありながら、怪我をした相手選手の回復を願う―まさにスポーツマンシップと呼ぶに相応しい行動であり、称賛されるべき美徳である。

『FOX』など複数メディアによれば、PSVのサポーターグループは重症のルーク・ショウの病室にお見舞いのお花を送ったそう。PSVのスポークスマンは「プロサッカーでは、これこそが対戦相手への対応の仕方だよ」とコメントしたのだという。

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