先日グループステージ第1節が行われたUEFAチャンピオンズリーグだが、そのグループステージの組わせ抽選会が行われた直後、あのズラタン・イブラヒモヴィッチがソーシャルメディア上に投稿した内容は話題となった(詳細はこちらから)。

自身がキャリアをスタートさせたマルメとの対戦が実現し、思わず興奮してその胸の内を明かしたズラタン。常にマイウェイを行くズラタンの意外にも思える一面だった。

さて、そんなイブラヒモヴィッチがこの時書いていた内容には少し気になる箇所があった。

Too bad that all of Malmö won't fit in the stadium but I guarantee that the stadium will be heard all over Malmö.
「マルメに住む全ての人がスタジアムを訪れられないのは残念だが、スタジアムでの歓声をマルメ中に響き渡せることを私が保障する」

ちょっと不可解だったのは後半の部分。この文章を訳した編集部Sも「『スタジアムでの歓声をマルメ中に響き渡らせることを私が保障する』というのはどういう意味なのだろう?」と思っていた。

しかし、この投稿からおよそ3週間が経過し、イブラヒモヴィッチがその真相を明かしてくれた。

Jag har tidigare garanterat att matchen kommer höras över hela Malmö. Nu har jag även sett till att hela Malmö kommer...
Posted by Zlatan Ibrahimovic on 2015年9月18日

イブラヒモヴィッチはこの内容をFacebookとInstagramに投稿しているのだが、その日本語訳を掲載しよう。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ(PSG)

「私は以前、『この試合の歓声がマルメ中に響き渡る』と言ったね。

そして今、マルメにいる全ての人がこの試合を観戦できるように手配したよ。

試合が行われる11月25日、(マルメの)メインスクエアを予約したんだ。

みんなおいで!その日、さらなるサプライズが待っているよ。

帰り道にて…」

そう、イブラヒモヴィッチはマルメで開催されるPSGでの試合当日、マルメの広場を実費で貸し切りパブリックビューイングを開催することにしたのだという。

イブラヒモヴィッチはかつて、「マルメでCLを戦うのが夢」だと語っていた。それだけに、自身の夢にまで瞬間をできるだけ多くの人に観戦してもらおうと思ったのだろう。当日にはさらなるサプライズがあるようで、当日は多くのマルメファンが現地を訪れるに違いない。

ちなみにこのイブラヒモヴィッチ、パルク・デ・プランスで行われたCL第1節マルメ戦のキックオフ直前にはこんなツイートをしていた。

古巣との対戦が待ちきれなかったのか、「キックオフまであと1時間…」とツイート。ズラタンが抱くマルメへの想いは、相当なものである。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」