弱冠16歳でクロアチアA代表に招集され、“神童”や“クロアチアのメッシ”などの異名をとる期待の若手アタッカー、アレン・ハリロヴィッチ。

昨年夏にディナモ・ザグレブからバルセロナへと移籍したもののトップチームに昇格することができず、昨季はバルセロナBでプレー。そしてこの夏、出場機会を求めてスポルティング・ヒホンへとローン移籍していた。

そんなハリロヴィッチは加入後リーガでプレー経験を得ており、第4節のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦にも先発出場。この試合で見せたマジカルなトラッピングスキルがこれだ。

味方選手がヘディングで大きくクリアしたボールを、トリッキーなタッチで確実にコントロール!

正直なところ高速すぎて何をしたのかよく分からないが(左足のアウトサイドでトラップ?)、まるでロナウジーニョのような観客を魅了するトラップであったことは確か。そのあとに大きく頭上に蹴り出し時間を作るのも、時折メッシが見せるプレーである。

スポルティング・ヒホンはこの試合に2-3と勝利するのだが、ハリロヴィッチはこの3点のうち2点に絡んでいる。

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