9月22日、元ブラジル代表FWロナウドは39歳の誕生日を迎えた(18日が誕生日とする説あり)。

驚異的なスピードと天性の得点感覚でゴールを量産したロナウド。バロンドールを2度、FIFA年間最優秀選手賞を3度獲得しており、ロナウドを「史上最高のストライカー」とする声もある。

そんなこの日にUEFAチャンピオンズリーグの公式Twitterアカウントは、現役選手のロナウドに対する評価をいくつか掲載。

それらによれば、ズラタン・イブラヒモヴィッチは「私にとってロナウドは最も偉大な存在だ。彼のような選手は誰一人いない」と評し、リオネル・メッシは「ロナウドは私のヒーローだった。彼は私が見てきた中で最高のストライカーだった。とても速くて、何もない状態からゴールを奪うことができた」とコメントしたのだという。ファンやメディアだけでなく、選手たちにとってもロナウドという選手は憧れの存在であったようだ。

さて、そんなロナウドの誕生日ということで各メディアも特集企画を行っていたのだが、あの『Opta』が紹介したデータがロナウドのスゴさを改めて知るのに最適だった。

『Opta』が紹介したのは、過去20年間のセリエA選手の中で、1ゴールに対してどれだけの時間を要したかというランキングである。

ランキングにはクリスティアン・ヴィエリやダヴィド・トレゼゲ、アンドリー・シェフチェンコといった2000年代を代表する錚々たる顔ぶれがランクインしているのだが、それらの選手を抑えてロナウドは首位に立っているのだ(対象は15ゴール以上あげている選手)。

ロナウドは1997年から2002年にかけてインテルに在籍し、2006年から2008年にかけてミランに所属した。インテルでは58試合に出場し49得点をマーク、ミランでは20試合に出場し9得点。セリエAでは通算62試合に出場しており、58得点をあげている。

この58ゴールを出場時間で換算すると、ロナウドは118分の出場あたり1ゴールを奪っているという計算になり、これは過去20年間で最高の記録なのだという。

右膝靭帯を二度にわたって断裂するなど大怪我に見舞われたロナウド。もしこの怪我がなければ、この数値はさらに驚異的なものとなっていたことだろう。

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