9月23日、ポルトガル・リーガNOS（1部）のヴィトーリア・ギマランエスは「元ポルトガル代表MFセルジオ・コンセイソン氏を新監督に迎えた」と公式発表した。

ポルト、ベンフィカ、スポルティングのビッグ3に次ぐポルトガル第4の人気クラブとして知られるヴィトーリア・ギマランエス。近隣にあるブラガとの試合は「ミーニョ・ダービー」として知られる。

昨季はリーグ5位と好成績を残し、ルイ・ヴィトーリア監督がベンフィカへと引き抜かれていた。

それを受けてBチームからアルマンド・エヴァンジェリスタ氏を内部昇格させて今季に臨んでいたものの、開幕から5試合で1勝3分け1敗と結果が出ず。

ヨーロッパリーグでもオーストリアのラインドルフ・アルタッハに2試合合計6-2で大敗するなど、シーズンのスタートで躓いてしまっていた。

そこでクラブは9月23日を以てアルマンド・エヴァンジェリスタ前監督を解任すると共に、新たな指揮官として昨季ライバルのブラガを率いていたセルジオ・コンセイソン氏を招へいすることを決定した。

セルジオ・コンセイソン氏は1974年生まれの40歳。ルイス・フィーゴやマヌエル・ルイ・コスタなどの黄金世代より2つ年下であるが、代表で彼らと共に戦ってきた名ウイングの一人である。クラブレベルでも全盛期のセリエAでプレーし、ラツィオ、パルマ、インテルに所属した。

2010年に引退後はスタンダール・リエージュのアシスタントコーチを務めた後、オリャネンセ、アカデミカ・コインブラ、ブラガと指揮してきた経験を持っている。

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