10月5日、イングランドサッカー連盟(FA)は「チェルシーの監督を務めるジョゼ・モウリーニョ氏に対し、懲戒処分を下すことが決定された」と公式発表した。

10月3日に行われたサウサンプトン戦で1-3と逆転負けを喫したあと、モウリーニョ監督は7分に渡ったインタビューの中で審判のジャッジやマッチオフィシャル、サッカー連盟の判断を批判するコメントを行った。

これに対してFAは不適切な行為であると判断し、懲戒処分を下すことを決定している。

10月8日の午後6時までジョゼ・モウリーニョ側の応答を待っている状況にあり、その後に具体的な処分の内容が正式に確定されることになる。

近年類を見ないような不調に陥っているチェルシーは、これで2勝2分け4敗の16位。降格圏も間近に迫る中、監督を解任する可能性もあると言われている。

イタリア方面のメディアではかつて契約していたカルロ・アンチェロッティ氏を呼び戻す可能性があるのではないかと伝えられており、指揮官交代の噂が大きくなってきた。

しかしその逆風の中、チェルシーは公式サイトで以下のような文面を発表し、ジョゼ・モウリーニョ監督への信頼を明らかにしている。

「クラブは明確にしておきたい。ジョゼ・モウリーニョ監督は我々による全面的な支援を受け続けることを。

ジョゼが自ら話したとおり、結果は十分に良いものではなく、チームのパフォーマンスは改善させなければならない。

しかしながら、我々は信じている。このシーズンを好転させるために正しいマネージャーを持っていることを。そして、彼はそれが可能なスカッドを備えていることを」

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